with G1X Mk2
先月の2月6日にebay経由で購入の手続きをしたアルトフルートがやっと到着した。購入手続き後、すぐに「延長された今年の春節は終わったものの、現在コロナウイルスのために生産が再開されていません。再開され次第すぐにお送りします」というメールが来ていた。しかし何分にもこの騒ぎだからしばらく先になるだろうなと腹をくくっていた。
中国の管楽器メーカーの多くは深セン市にあるので今回も広東省からくるのだと思っていたが、送り状を見るとHengShuiShiとある。なんのことだかワカラナイのでこのままタイプして検索してみると、それは衡水市であることが分かった。確かにローマ字読みでもヘンシュイと読める。
ではこの衡水市とはどこにあるのか、今度はGoogle Mapで検索してみると深セン市とは全然違っていて北京の南200Kmほどにある内陸の都市だと分かった。そうか、そこから来たのか。しかし発送日は2月19日になっていて、これが中部空港の税関を通ったのが昨日の日付。検査のために一度開封して再包装しましたとの税関のシールが貼ってあるのに、これが到着したのは昨日の夕方ということは日本の通関作業の手際良さが光る。発送後いったい何日、中国国内に滞留していたのかねえ。
さて次は楽器そのもののインプレッション。アルトフルートは初めてだけど所詮はフルートなので運指や奏法に戸惑いはなく、まあいきなり現場でこれを出しても演奏できると思う。ただ、当たり前なんだろうけどデカい!重い!
ヘッドジョイントは直管と曲管の両方が付属しているのだけど、この曲管のほうのセッティングが難しい。ちょっと慣れが要るな。その点、直管のほうは大きな(普通の)フルートなので最初はこっちを使おうかと思っている。しかし何を演奏しようかなと、取り敢えずジョビンのFelicidadeを演奏してみた。ううう、右が重い。ハービーマンみたいに思いっきり右下がりの姿勢で演奏しようかな。↓