*** テキトー絵日記 ***

2020/03/07(土)

アルトフルートの読み替え練習

日差しは春本番 with G1X Mk2

朝の外の空気は冷たかったが、クルマに乗って走っているうちに今度は暑くなってきた。この日差しは冬のものじゃないね。ポカポカ陽気はすぐそこの予感。ただ花粉も盛んに飛んでいるようで、クルマの表面が細かいパウダーに覆われている。

マスクや消毒液は相変わらず品切れが続いているが、ティッシュやトイレットペーパーは店の棚に商品が戻りつつ有る。というのも、とあるスーパーで若いお嬢さんがトイレットペーパーを大事そうに抱えていたのを見たので、もしやと思い売り場を確認したらすでにドッサリと積んであった。そーだよね〜、元々がガセネタなんだし。

午後はまたしても1時間ほどアルトフルートの練習。練習というか、要はフルートで低音域を鳴らす特訓ということだな。中高音域で鳴らすのならわざわざアルトフルートを持ち出す必要はない。なのでこの楽器の魅力は中低音域に有ると考えたほうが良さそうだ。普通のフルートが実音で低いド(C)までに対して、アルトフルートはそこからさらに下がってソ(G)まで可能なのだけど、これを人前でちゃんと音楽の音として鳴らすには訓練が要る。

ただの音出し練習では面白くないから、スローな曲を選びPCで伴奏してもらいながら演奏してみる。最初のうちはPCの伴奏をアルトフルートに合わせて移調していたのだけど、そのうちにC譜を見ながら読み替えの練習もしてみた。アルトフルートは移調楽器なのでC譜に記載された音の4度上というか5度下の音を鳴らせばいい。しかしこれが慣れないのでなかなかやっかい。

テナー(Bb)の長2度上、アルトやバリトン(Eb)の短3度下に読み替えは慣れているのだけど、今度のアルトフルート(G)の読み替えは今の所は簡単ではない。でもこれに慣れておかないと譜面をドッサリ持ち運ぶことに成りかねないからなあ。

********************百人一首 その50******************

君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな
<藤原義孝>

「きみがため おしからざりし いのちさえ ながくもがなと おもいけるかな」
<ふじわらのよしたか>

【解説】貴女に会うためなら惜しくはないと思っていた命だけど、貴女にお会いした今では長く生きたいと思うようになったことです。

「長くもがな」の「もがな」とは願望を表す。つまり長生きしたいという意味。これは義孝が女性と一夜を過ごしたあと帰宅してから女性に送った「後朝(きぬぎぬ)の歌」。しかし美男子といわれた義孝は21歳で亡くなった。

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