*** テキトー絵日記 ***

2020/03/08(日)

今日もアルトフルート

夕方、まだ雨が上がらない with G1X Mk2

今日は終日雨。昼前後は雨脚が結構激しくなり風も強まってまるで嵐のようでもあった。今日ランチに行った店は二見の海岸近くのせいもあって、クルマに戻るのに傘が差せないほどの強い横殴りの風雨だった。海風なので特別強かったとは思うのだけど。

今日も午後はアルトフルートで練習というか遊びと言うか。スロー系の曲を選びPCに伴奏してもらうのだけど、今日は読み替え強化を兼ねてCメロ譜を見ながら4度下に読み替えてメロディを吹く。テーマが終われば次はそのままコードを読み替えてアドリブする。ええと、なんてちょっとでも思うとたちまちリズムに置いていかれるのでなかなかスリリング。

結構長い時間こうやって遊んでいて、ふと普通のフルートを吹こうとしたら。ありゃりゃ!上手く鳴りません。どうやらアンブシャーが低音用になってしまったようで、持ち替え楽器として使うには瞬時に切り替えできる練習もしないといけないなあ。

********************百人一首 その51******************

かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを
<藤原実方朝臣>

「かくとだに えやはいぶきの さしもぐさ さしもしらじな もゆるおもいを」
<ふじわらのさねかたあそん>

【解説】私がこんなに恋しく思っているということを言えないので、貴女は知らないでしょう。伊吹山のさしも草のように激しく燃える私の気持ちを。

「かくとだに」こんなに恋しく思っていることさえ、「えやはいふ」言うことが出来ようか、いや出来ない。伊吹山の「いぶき」と掛けている。「さしも草」よもぎの別名。「さしも知らじな」そうとも知らないだろう。
この歌、原文を読んだだけではすぐに理解できない、なかなか難解な言葉使いだ。実方は清少納言の恋人で歌の神様とまで言われた人。プロ作者と言えそう。

今月のINDEXへ戻る  ホームへ  つづく