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ボクがNHKの大河ドラマを見始めたのはそんなに前のことではなくて、2011年「江〜姫たちの戦国」からだった。これは上野樹里、水川あさみ、宮沢りえ。結構面白く見たのでそのまま翌年の「平清盛」も見た。松山ケンイチ主演で大河にしては華やかさがないと不評だったみたい。でもボクには後白河上皇の傍若無人な院政ぶりとか興味深く見た。
その翌年の2013年は綾瀬はるか主演の「八重の桜」これは興味を持てなくてこの年の大河はパスした。2014年は岡田准一主演の「軍師官兵衛」これは見た。でもその翌年の「花燃ゆ」井上真央主演はパス。2016年の「真田丸」は見たけど2017年の「おんな城主直虎」もパス。2018年の「西郷どん」鈴木亮平主演は見たが、翌年の「いだてん」はパス。そして今年の「麒麟が来る」を見始めている。
どうも1年おきだなあ、どちらかと言うと骨太なドラマを期待しているのかも知れない。で今年の「麒麟がくる」だけど、ふむふむと見ているはずなのだけど、ありゃりゃ、途中でドラマの人間関係というか歴史上の人物像が分からなくなってきた。
てなわけで、初めて大河ドラマのガイドブックなるものを買って読んでようやく人物関係を理解したりしている。今までこんなことは無かったんだけどなあ、まあ確かにボクは歴史のことをあまりよく知らないのだけど、これはドラマがあの時代の群像劇の要素もあるからなのか、それとも単にボクの理解力がついていってないからなのか。前者だと思いたいのだけどねえ。
********************百人一首 その56******************
あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな
<和泉式部>
「あらざらむ このよのほかの おもいでに いまひとたびの あうこともがな」
<いずみしきぶ>
【解説】私はそろそろこの世を去るでしょう。あの世への思い出に、せめて今一度、貴方にお会いしたいのです。
和泉式部は恋多き女性で、橘道貞(たちばなのみちさだ)と結婚しているのに為尊親王(ためたかしんのう)と恋に落ち、為尊親王が病死するとその弟の敦道親王(あつみちしんのう)と恋仲になる。その和泉式部が重い病にかかり自らの死を予期した時に「あの人にもう一度会いたい」と気持ちを詠んだ歌。「あらざらむ」とは「いなくなってしまうだろう」「死んでしまうだろう」の意。
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