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三寒四温というが、たしかに気温は上がりつ下がりつを繰り返しながら春に向かうようだ。今日は東京で過去最高に早く桜の開花があったという一方で、同じく東京方面では雪だったとか。伊勢でも今日は小雨降る一日で、日差しは無く気温も低いままだった。ストーブ点けちゃったもんね。
昨日、いつものBigBandのリーダーから電話があって、それは今日からの練習再開予定をどうしましょうかという相談だった。部屋は借りてあるので任意の人たちが集まってなにか演奏や練習したりするには構わないのだけどと迷っている様子。
いやそんな中途半端な集まりは止めて、ここはきっぱりと今月いっぱいまでの練習中止を連絡したらどうでしょう、とはボクの意見。結局、彼もそのように決めたのだけど、今のこのご時世だと10人以上が公共の施設に集まる催しっていうのは開催しづらい状況なのは確か。
30年前の昭和天皇逝去のときは喪に服すという意味で歌舞音曲は自粛ということだったが、今回はウイルスが蔓延するのを阻止しようという具体的な意味もあるからねえ。聞けば市内のスーパーは開店前に行列ができているらしい。なぜ?朝イチならば他の人が触ったりすること無く買い物ができるかららしい。特に高齢者にとっては戦々恐々のようだ。
********************百人一首 その57******************
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな
<紫式部>
「めぐりあいて みしやそれとも わかぬまに くもがくれにし よわのつきかな」
<むらさきしきぶ>
【解説】久しぶりに会ったのに、見たのはあなたかどうかも分からないうちに、帰ってしまった。まるで雲に隠れてしまった夜中の月のように。
紫式部は源氏物語の作者。その彼女が幼友達と久しぶりに会ったのに、相手が慌ただしく帰ってしまったのを残念がって詠んだ歌。
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