桧尻川 with G1X Mk2
天気は回復したが今日の天気図は西高東低の典型的な冬型の気圧配置。寒の戻りくらいは覚悟していたものの、この北西風は半端じゃない。自転車が進めないほどのときがある。思わず下ハン持っちゃったぞ。なので体感温度的には一ト月くらい戻った気分。
午前中は今週末の月例ライブでの予定曲をおさらい。今月はそんなにやっかいな曲は無いのだけど、毎年この時期にはお馴染みのJoy
Spring のテーマ部分をモタモタしないように練習しておく必要がある。しかも細かい部分転調が続くので、面白いといえば面白いのだけど、やっぱり事前の慣れは必要だ。
Joy Spring
ただ事前に指慣らしをしておくといっても実際のところ、アジトではフルートで鳴らすだけなので本番でのテナーサックスとは少々違う。それから最近の恒例でアルトフルートの発音練習。特に低音部を中心にやるのだけど、管の口径が太い上に管長もかなり長いから低音部、特にLow-D、Db、C
が難しい。
今までこのアルトフルートの練習は全部、直管の頭部管でやっていたのだけど、これを付属する曲管でもやってみると、音の鳴り方がかなり違う。これはこれで悪くないのだけど、問題は曲管のセッティングで、良く鳴る角度と管全体をホールドする角度との兼ね合いがなかなか上手くいかない。なにしろアルトフルートはかなり重いのです。
しかし、月例ライブはあるんだろうねえ、。今月は楽しみにしていた来週末の松本茜カルテットも先程、ツアー延期が決まったことをネット経由で知った。欧州ほどの勢いではないにしても、日本国内でも依然として感染者は広がっているみたいだし。収束はまだまだ先か。
********************百人一首 その59******************
やすらはで 寝なましものを 小夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな
<赤染衛門>
「やすらわで ねなましものを さよふけて かたぶくまでの つきをみしかな」
<あかぞめえもん>
【解説】貴方が来ないと分かっていたら、ためらうこと無く寝てしまったのに、貴方を待っている間に夜が更けて、西の空に傾く月を見たことです。
赤染衛門は和泉式部と並ぶ平安時代の代表的な女流歌人。藤原道隆に恋した彼女の姉妹が、約束を信じて朝まで待っていたのに来なかった彼に対する恨みを込めている。「やすらはで」躊躇しないで、という意味。
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