*** テキトー絵日記 ***

2020/03/20(金・春分の日)

庭の白木蓮が一斉に開花した

2階から見下ろしてみる with G1X Mk2

先日から膨らみかけていた庭の白木蓮の蕾が、この暖かさで一斉に開花した。本当に、誰かにセ〜ノって掛け声を掛けられたみたいにだ。花びらが大きいのでこのくらいに開いた感じが一番綺麗だ。これ以上開くと却ってみっともないくらいになる。この写真はモノトーン加工してあるので普通に見た感じも載せておこう。


マグノリア

この白木蓮の写真では何年か前にJPG.magという写真サイトに投稿したものが記憶に残っている。世界中の人が写真だけをUploadできるサイトで、プロ級の人やら全く初心者風など投稿写真は、それこそ玉石混交だったのだけど、面白いのはそのカメラアイというか、何をどう切り取るかという視点で、これは国が違えば随分違うことを身を以て経験した。

当初はJPGという紙媒体の写真雑誌と連携していて、優秀作品は雑誌に掲載されて$100を貰えることになっていた。それが雑誌の経営難もあってサイトの運営が覚束なくなり、ボクも支援の意味で寄付をしたりもした。

でもそれから数年、いや5年以上経つか、そのJPG.magというサイト自体が会員制の有料の写真サイトに変わってしまった。これが今年の2月末のこと。なのでボクも自分が投稿した自信作、約100点近くが見れなくなってしまった。残念だ。

********************百人一首 その63******************

今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで いふよしもがな
<左京大夫道雅>

「いまはただ おもいたえなむ とばかりを ひとづてならで いうよしもがな」
<さきょうだいふみちまさ>

【解説】今となっては、ただ「貴女を諦めます」ということだけを、人づてではなく、直接お会いして言いたいのです。

作者の道雅は、三条院の第一皇女である当子内親王と恋をした。当子は伊勢神宮で神に仕える斎宮の任を終えたばかり。神に身を捧げる斎宮は恋愛を禁じられていたため、二人の恋愛は三条院の怒りに触れ、仲を引き裂かれてしまった。そこで道雅は「貴女を諦めることをせめて直接会って言いたい」と歌にした。
「いふよしもがな」言う方法があればよいのに、という意味。

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