*** テキトー絵日記 ***

2020/03/29(日)

伊勢の桜もそろそろ見頃か

名物のお屋根桜 with G1X Mk2

午前中はまだ雨も残って曇り空だったが、昼からは青空が戻ってきた。ただ北風が時折強く吹いているので春らしい気分とはいかない。気温も朝は11度と久しぶりに寒さを実感したが、午後は15度まで上がってきた。東京方面では積雪があったらしい。

伊勢市内でもこの桜の木はお屋根桜といって由緒のあるもので、塀を修理する際にもその一部を掘り下げたように作り変えて桜の枝を守っている。

今テレビで流れているCMで妙に印象に残ったものがあって、それがコレ。なんだかアーティスティックだなあと思いつつも、それが何のCMだか分からなかったので調べたらロウリーズファームという若い女性向けのアパレルだった。それならもっと分かりやすく作りそうなものだと思うのだけど、出演者が長澤まさみと夏帆、それに異色の野性爆弾くっきーというからには若い女性といっても20代後半から30代狙いなのかもしれない。

特に長澤まさみや夏帆のファンというわけでもないのだけど、色合いとかサウンドとか雰囲気とか、何故か何度も見てしまう。世界観みたいなものに惹かれるのかなあ、、、。

********************百人一首 その70******************

さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば いづこも同じ 秋の夕暮れ
<良善法師>

「さびしさに やどをたちいでて ながむれば いずこもおなじ あきのゆうぐれ」
<りょうぜんほうし>

【解説】寂しさに耐えかねて、家を出て辺りを眺めてみると、どこも同じように寂しい秋の夕暮れが広がっている。

良善法師は比叡山延暦寺の僧。晩年は大原の里に庵を建てひっそりと暮らした。大勢の僧が修行する比叡山と違い、ひと気のない大原の秋は一段と寂しく感じたのだった。ここで言う「宿」とは旅館ではなく庵(僧が住む粗末な家)のこと。

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