*** テキトー絵日記 ***

2020/03/31(火)

来る4月はどんな月になるのだろう

明日から4月 with G1X Mk2

コロナ騒動で終わった3月だけど、明日から4月、さてこの騒動は一体いつまで続くのだろうか。インフルエンザとは違って季節性は無いというハナシもあるし、ワクチン開発まで12〜18ヶ月掛かるというらしいし、なんだか先行きがあまり明るくない。

欧米よりマシとはいえ、今の日本国内のウイルス感染者も依然として増え続けている。海外旅行を諦めた人たちがドッと石垣島に向かい、現地ではレンタカーも足りず居酒屋も満員で入れないとか。現地からもうこれ以上石垣島に来ないでくださいというSNSへの投稿を見た。

東京や大阪では主に夜の接客を伴う飲食業に行くのを自粛してくださいというハナシが昨日と今日出ている。飲食業とは言うけれど、例えば風俗産業なら超濃厚接触者になるんじゃないかい。関係筋は口が堅いから感染ルートは追えるはずもないし。

自粛自粛でイベント関係は軒並み5月分まで中止が決まったりしている。そりゃまあオリンピックでさえ延期になったのだからねえ。こんな調子で4月も続くとしたら各方面でいびつな悪影響が出てくるかもしれない。

トランプさんや日本政府などはコロナ騒動の後は速やかな経済的回復を念頭に置いているらしいが、そもそもコロナ禍の後では経済のあるべき形態そのものが変容していると予測する人もいる。それがどういうものかまだ誰にもわからないが、少なくともグローバリズムは縮小に向かうのではないかと思う。グローバリズムではなくナショナリズムの連携こそが正解だと思うのだけどなあ。だって地域の文化や料理が均質化されることになんの魅力があろうかとボクは思うもの。

********************百人一首 その72******************

音に聞く 高師浜の あだ波は かけじや袖の 濡れもこそすれ
<祐子内親王家紀伊>

「おとにきく たかしのはまの あだなみは かけじやそでの ぬれもこそすれ」
<ゆうしないしんのうけのきい>

【解説】噂に聞く高師浜の気まぐれな波のように、浮気者で名高い貴方の言葉は心にかけないように。涙で袖が濡れてしまうから。

男女で恋の歌を競う「艶書合(けそうぶみあわせ)」で男側、29歳の中納言藤原俊忠が詠んだ歌に紀伊が返したもの。このときの紀伊は70歳であった。立派だ。
「あだ波」いたづらにたつ波のことで「あだなり」には浮気なという意味がある。

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