自宅フェンス4選 with G1X Mk2
朝は気温も低目だったが日差しもあるので午後からは暖かくなってきた。午前中は出来上がった眼鏡を受け取りにメガネ店まで出向いた。以前から遠近ならぬ遠中というか、遠くと60cmほど先にそれぞれ焦点を合わせた眼鏡を使っていたのだけど、それが最近、老眼が進んだのか、夜など60cmほど先にあるはずの譜面がぼやけて見えることがあったから。
で正確に検眼してもらった結果、遠くと近くのどちらかが他方に引っ張られているようだと言うことになり、人生で初めて遠くを見る度数、つまり近視対応の度数を5段階も弱めて貰った。その結果、たしかに遠くを見るときは今までよりは多少劣るものの、近くの60cmほど先は今までよりハッキリ見える事になった。これで五線譜の線上と線間を読み間違えることもなくなるだろう。
メンバーから不参加表明の続いていた今月の月例ライブだが、店は営業するものの観客はほとんどいないことが予想されていた。それでもボクは自分の楽しみとして参加するつもりでいたのだけど、一昨日の県内の新たな感染者が伊勢市近郊ということもあって高齢の母親が異常なほど心配するのでボクも今月は不参加という連絡を入れた。これでいつものクインテットはGtとBのデュオになってしまったのだけど、これでも演るのかな?まあしっとり演れば良い雰囲気にならなくも無いと思うけど。
********************百人一首 その83******************
世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる
<皇太后宮大夫竣成>
「よのなかよ みちこそなけれ おもいいる やまのおくにも しかぞなくなる」
<こうたいごうぐうのだいぶしゅんぜい>
【解説】この世の中には辛さから逃れる道は無いものだ。と思いつめて山に入ったが、山奥でも鹿が悲しげに鳴いているではないか。
平安時代末期は戦乱が激しくなり貴族社会から武家社会に変わろうとしていた。そんな時代に俊成も周りの人達のように出家しようと考えて山に入ってみたが、山奥で鹿の鳴く悲しげな声を聞き、仏の道に入っても辛さから逃れることは出来ないと悟った。
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