*** テキトー絵日記 ***

2020/04/13(月)

スプレーマスク

with G1X Mk2

明け方の雨は土砂降りだった。三重県南部の尾鷲では4月の1ヶ月分の雨が一気に降ったらしい。もっともあそこは普段から多雨に慣れているので特に被害は無かったもよう。その代わり、湾内の海水は薄まってしまうのだろうな。ただ地形からいうとほとんど太平洋に面しているからそういう心配は無いのかも。

反対に伊勢湾は相当に大きい湾だけど、大型の一級河川がいくつも注がれているので台風や大雨の後などは海水の濃度が減って海水魚がずいぶん少なくなるらしい。漁師的に言うと魚のいない湾だそうだ。確かに、以前、サメが湾内に現れたというときは大騒ぎで付近の海水浴場が遊泳禁止になったりした。これも漁師的に言うと、そんなのしょっちゅうで、いちいち報告すると騒ぎになるから言わないだけらしい。

さて、今日の写真は最近ボクの愛用しているスプレーマスク。名前が「ウイルス イオンでブロック」という。ずっと前に買ってあったものだけど、備蓄していた使い捨てマスクが無くなってきてからボクはこれを使っている。たしかにボクの主要目的である花粉対策にはこれでも効き目があるような気もする。でもしかしこのスプレーの裏側には「イオンの力で鼻・口へのウイルスの侵入を防ぐ!」とあるのだけど、それってコロナウイルスでも有効なんでしょうか?

********************百人一首 その85******************

夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 寝屋のひまさへ つれなかりけり
<俊恵法師>

「よもすがら ものおもうころは あけやらで ねやのひまさえ つれなかりけり」
<しゅんえほうし>

【解説】ひと晩中、冷たいあの人を思い悩んでいるこの頃は、夜もなかなか明けてくれず、明け方の光が差し込まない寝室の隙間さえつれなく思われます。

「寝屋のひま」寝室の隙間という意味。これは作者の俊恵が歌会で、男性を待ち続ける女性の身になって詠んだ歌。

今月のINDEXへ戻る  ホームへ  つづく