*** テキトー絵日記 ***

2020/04/16(木)

気温は上がってきたが気分は上がってこない

with 18-200mm

今日もプールは空いていたのだけど、それでも前半はまだ数人が泳いでいた。それが一人減り二人減りして後半はとうとうボク一人になってしまった。プールなんて、いくら空いていても一人で何コースも使えないしねえ。

そう言えばここのプールはマイナスイオン水が売りなのだけど、これが新型コロナウイルスに対しても有効かもしれないという新聞記事があった。従来はメーカー筋が先行してそのことをうたっていて、それを消費者庁がいさめるという構図だったのだけど、一部の学者から確かに有効かもしれないということでその実証をためすことになったとかなんとか。

テレビを点ければ毎日、新型コロナウイルスのハナシばかりで気が滅入る。それでも三重県はまだ感染者数では20人もいなかったし、感染の場所も県内の北中部が中心だったのだけど、それがここにきて伊勢市内や近郊で感染の疑いのある人が出たとかのハナシがニュースよりも早く先に人々の間に出回っている。恐るべし>クチコミの速さ!、なのだけど、仮にこれが悪意のあるデマや中傷でもこうして超速で飛び回ることになるのだろうな。

それにしても県外への外出は自粛要請が続いていて、これでは春夏の季節商品の仕入れが出来ないので母は参っている。今日も午後の気温は室内で25度を超えた。気温だけならもう初夏だ。

********************百人一首 その88******************

難波江の 葦のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき
<皇嘉門院別当>

「なにわえの あしのかりねの ひとよゆえ みをつくしてや こいわたるべき」
<こうかもんいんのべっとう>

【解説】難波の入り江に生えている葦の刈り根の一節のような、仮初の一夜のためにこの身を捧げて、貴方に一生恋し続けることになるのでしょうか。

これは別当が歌合で「旅の宿での恋」というテーマを与えられ、難波の遊女の心を詠んだもの。葦を切り取った「刈り根」と「仮寝」、葦の「一節(ひとよ)」と「一夜」、舟の通路を示す「澪標(みおつくし)」と「身をつくし」、これら3つの掛詞を巧みに織り込んでいる。
「恋ひわたるべき」恋し続けるのだろうか、の意。

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