*** テキトー絵日記 ***

2020/04/22(水)

精神的閉塞感はフルート練習で打破

ジズソーパズルになりそうな近所のブロック塀 with G1X Mk2

自粛といわれてもそれ以前と生活はほとんど変わらないのだけど、それでもなにやらジワリジワリと閉塞感みたいなものは感じ始めている。違いと言えば毎日通っていたプールが行けなくなったことと、月に1〜2回あった本番のライブが無くなったことくらいで、普通に銀行行ったり買い物に出かけたりしている。

じゃあ何が問題なのか?やっぱり運動不足ゆえの身体的不満と、客前本番ライブが無くなって緊張感を持つ機会の無さからくる精神的不満の両方じゃないか。

運動不足解消には久しぶりに自転車で足を伸ばしてみようかと考えたのだけど、あいにく今日から数日間は寒の戻りで気温が下がって風も強くなるという。自転車にハマっていた頃は雪の舞い散る中をハァハァ言いながら坂を登ったりしていたのだけど、今はその気力はない。

もうひとつの精神的不満の方だけど、これにはアルトフルートという新しい楽器に慣れるということと、同時にキーがGであるアルトフルートをコンサートキーで書かれた譜面を見ながら演奏するという練習が効果がありそうだ。つまり例えばコンサートキーがFで書かれた譜面を見ながら頭の中でBbに移調して読み替えるというもの。これはなかなか頭脳労働でもある。

てなわけで今日は午前中に1時間、午後にも1時間、アルトフルートで練習をした。今のところは飽きることなく面白い。

********************百人一首 その94******************

み吉野の 山の秋風 小夜更けて ふるさと寒く 衣うつなり
<参議雅経>

「みよしのの やまのあきかぜ さよふけて ふるさとさむく ころもうつなり」
<さんぎまさつね>

【解説】吉野の山に秋風が吹き渡り夜が更けた。昔栄えたこの里は寒くなり、着物を打つ音が聞こえてくる。

この歌は坂上是則の「み吉野の 山の白雪 積もるらし ふるさと寒く なりまさるなり」の本歌取り。「ふるさと」とは古く都のあった場所という意味。吉野の里はかつて離宮があり華やいだ場所であったが、平安時代には訪れる人も少なくなっていた。

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