*** テキトー絵日記 ***

2020/04/23(木)

ドナリーをウォームアップにするというハナシ

今日の真上の空 with G1X Mk2

ネットでコロナ禍による自粛の応援ソングとしていろいろな人が「上を向いて歩こう」を歌っているのを聞いた。その後で家を出たら思わず真上を向いて見たのだけど、そのときの景色が今日の写真。雲も多めながらTeal色の空が美しい。

今日は木曜なので本来ならば母を気功教室に送って、その後ボクは終わるまでの間を図書館で外国語の自習に当てていたんだなあといささか懐かしい気になったりしていた。ん?ところで図書館は開いてるのか?やっぱり自粛中なのかな?

今日も午前中と午後の2回、アジトにてアルトフルートの練習。基本はGキーでの読み替えだけど、少し飽きてきたので久しぶりにクラシックのフルートエチュードなどをちょっとだけ演ったりして遊んでいた。

帰ってからFBのフルートグループにプロ奏者からの面白い投稿があり、それは有名なドナ・リーという曲を5つのキーで演るというもの。そのご本人によると来日したバド・シャンクはこの曲を12のキーで演るのをウォーミングアップにしていたのだそうだ。

これは刺激的な面白いハナシだ。さっそく明日演ってみよう。といってもまずは通常のコンサートフルートで。まず普通のキーFは、をっと、これはアルトサックスキーだからCメロではAbか、ををを、なかなか手強そうだ。

********************百人一首 その95******************

おほけなく うき世の民に おほふかな わがたつ杣に 墨染の袖
<前大僧正慈円>

「おおけなく うきよのたみに おおうかな わがたつそまに くろずみのそで」
<さきのだいそうじょうじえん>

【解説】身の程知らずですが、この辛い世に生きる人々におおいを掛けましょう。比叡山に住み始めた私の墨染の袖を。

「おおけなく」身の程をわきまえないで。「わがたつ杣に」「杣」とは材木を切り出す山のことで、ここでは比叡山のこと。「墨染」僧の着る墨色の衣と「住み初め」を掛けた言葉。
平安時代の末期、京は戦や病、飢饉などで荒れていた。そんな人々を目の当たりにして慈円はなんとかして救いたいという気持ちでこの歌を詠んだ。

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