*** テキトー絵日記 ***

2020/05/29(金)

長距離ライド

無事に帰ってきたという気分 with Q7

来週からは曇りや雨の、いわばプリ梅雨空になるそうだ。けれども今日はまだ乾いた空気の晴天とも聞いていた。これは出かけるなら今日でしょ。という訳でかつて走った覚えのある鳥羽市の南方面を海岸沿いに走ることにした。

いつものように朝熊の裏道で鳥羽市まで走り、ここで水分補給。とは言っても単なる道端の自販機なのですぐに走り出す。エクシブホテルを過ぎてそのままパールロードへ。アップダウンが続くがこの辺りではまだまだ脚も元気。やがて到着するのが麻生の浦大橋。


大橋の手前にて

この橋を渡ってからパールロードと別れて浦村の集落に入り、以後はひたすら海岸線沿いに南下する。次の集落は石鏡(いじか)なのだけど、新しい道が出来ていて、ついつられて綺麗な新しい急坂を降りていったら石鏡の漁港で行き止まり。そこから先には行けないので今来たあの急坂を今度は登ることに。この坂はキツかった。

戻る途中で危うく見失うところだった県道750号の続き。今はほとんど使われてないようで落ち葉、枯れ枝が沢山落ちたままだ。アップダウンも頻繁にあるのでまるで峠道の気分。そうして着いたのが次の集落の国崎(くざき)。


海岸線が美しい

ここから次の相差(おうさつ)を目指して走る。今まで海沿いの山道といった気分だったのが、相差が近づくにつれてだんだんと町中の気分になってくる。それはいいのだけど自転車であることをいいことに細い道や狭い道を選んで走っているうちに海岸堤防まで到着。しかしここから次の畔蛸(あだこ)に行きたいのだけどもはや方向感覚が判らない。適当に走っているうちに畔蛸のサインがあったのでそっちに向かって走った。

迷ったりしたがここまではなんとかOKだった。ところがここから次の的矢まで走っていたら、地名表示で確かに的矢にいるのは間違いないが、それが的矢のどのあたりか全然判らない。おまけにこの辺のアップダウンもなかなかにキツい。


ここはどこ?

良さそうな道を快調に飛ばして降りていったらホテルで終点。またしても急坂を登る羽目に。三叉路に差し掛かったがどっちへ行ったらいいか見当がつかない。ちょうどその近くの道路横で作業をしている人がいたので磯辺に行くにはどっちへいけばいいかを聞いた。

するとやっぱりというか、的矢大橋のロイヤルホテル横に出ることに。どうも的矢はすべてがこの道1本から始まるのかな。ここからは道を知ってるのでまずは磯辺を目指す。途中で山林が大規模に削られて工事中だったが、これがウワサのソーラーなんとかだな。確かに自然破壊もいいとこで、あんな大規模なもの必要なのかなあ、とか思いつつ磯辺の町中到着がちょうど昼時だったので交差点横で営業中の看板の出ていた店に入って「健康うどん」で昼食。

しばし休憩の後、出発。次は南伊勢町の五ヶ所だ。もうこの辺りは単なる国道サイクリングなのでビュンビュン飛ばす。が五ヶ所に入って目に入ったのが「みかんソフトクリーム」の看板。いったん通り過ぎたのだけど「みかん」というのが美味しそうに思えたのでUターンして食べに戻った。

ここのオバチャンがあれこれ話しかけてくるのでしばしよもやま話。しかし営業はしていても観光客がサッパリだとか。まあそうでしょうねえ。どうやって帰るのと聞かれたので切原経由の剣峠と答えたら妙な感心をされた。

というわけで本日最後の課題は南側からの剣峠上り。ところがすでに70kmほど、しかも海岸沿いのアップダウンの連続を走ってきた脚が音を上げ始めた。特に左の大腿四頭筋がヒクつく予感。なのでなるべく右足に負荷をかけるようにして走っていたのだけど、いよいよ峠のつづら折れになると片脚荷重ではとてもじゃないが登れない。仕方ないので押して歩くことに。でもちょっとでも傾斜の楽そうなところは乗って、またキツくなったところは降りて押して。これを繰り返してどうにか峠に到着。


やっと到着した剣峠

ここからの下りはいつものようにビュンビュン飛ばしてアッという間に内宮宇治橋前、そのまま直進して徴古館で今日のタイトル写真を撮り3時半に帰ってきた。走行距離は96km、もうちょいで100kmだったのになあ。(でも余分に走る脚が残っていませんでした、トホホホホホホ)


おまけ

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