with G1X Mk2
三重県の(コロナウイルスに関する)緊急事態宣言が解除されたので定例の週末BigBand練習も今日から再開されることになった。ただ今日はいつもの出席メンバーが休みで長らく休んでいた人や、いったん引退した人などが参加したので、つまり管楽器のパート構成が変わったので聞こえてくるサウンドもいつもと違っていた。それにしてもアマチュアの最大の弱点はリズムだなと改めて認識したりした。
随分前だけどプロで現役のスタジオミュージシャンと話したことがあるが、リズムに関して、ジャストのビートに合わせる時にアマチュアは針の先ほどのシビアなタイミングと感じるが、スタジオのプロたちはそれが丁度ドラム缶の蓋ぐらいに広く感じられて、特に新しい譜面などの場合、ジャストはジャストでも蓋の真ん中で合わせるか、若干前のめりになった蓋の前で合わすか、あるいはほんの少しレイドバックした感じで蓋の後ろで合わせるか、というくらいジャストの感じ方が広いのだそうだ。
これは当時MIDIギターが出回り始めたときのことで、アマチュアの間ではMIDIは信号が遅延するので使えない、などと言われていたのだけど、それを実際に使っているスタジオギタリストからは「遅延する分だけ前乗りで弾けば良い」という意見が出てこのハナシになったのだった。
今夜感じたのはそこまでシビアなリズム感に関することではなくて、単にアマチュアならではのルーズなリズム感を感じたからなのでした。