雲ひとつ無く with KP
10月最後の今日は朝から快晴で文字通り雲ひとつ無い。ただし気温は今朝が一番の冷え込みとなって朝食時には今季初のエアコン暖房を入れてしまった。室内とは言え15度程度で新聞読むには上着か暖房が欲しくなってしまう。
しかしそれから買い物に出たら今度は車内が暑い。日差しとともに気温もグングンと上がっているようで帰ってきたら室温が22.4度になっていた。これじゃあ今度は暑く感じるはずだ。どうも乾いた環境のほうが気温差も大きくなるのじゃないか、体感的にもなおさらそう感じるような気がする。
ボクがジャズを聴き始めたのは14歳ぐらいのときで、レコードプレーヤーはあったもののレコード盤が高いからそうおいそれとは買えず、そんな時に有り難かったのはNHK-FMで毎週金曜日の夜にやっていた「ジャズ・フラッシュ」だった。この番組は週替りで何人かの評論家が交代で解説していたのだけど、ボクが一番好きだったのは本田俊夫さんで、他の評論家と違うのは彼が元ベーシスト(モンティ本田)だったという観点からの解説だからだと思う。
つまりプレーヤ目線での解説という点が自分も楽器を始めたところなので大いに役立つ情報となるのだった。これを例えて言うなら、どこかの家の新築工事に関して別の腕利きの大工さんがその内容について語るという風で、これは面白いに決まっているのだった。あのSax奏者、本多俊之氏の父君でもある本田俊夫さんの声をもう一度聴きたいと思ってネットを探したらこんなのがあった。
いやぁ懐かしい声だ。これは「ジャズ・フラッシュ」の後継番組で「ゴールデン・ジャズ・フラッシュ」なので多分1970年代の放送だと思うが、氏の声を聴いたのは実に50年以上ぶりだ。