*** テキトー絵日記 ***

2020/11/11(水)

銀杏(いちょう)と銀杏(ぎんなん)

銀杏発見 with G1X Mk2

偶然見かけた銀杏の巨木。住宅地に1本だけすっくと立っており、ということはどこかの家の庭木ということかな。高さも4階建てくらいはある。それがご覧の通り、青空をバックに見事に色づいて綺麗だ。ただし、辺り一面の道路や住宅地には落ちた銀杏の葉っぱが大量に積もっていて、これは掃除するのもタイヘンだろうな。

銀杏(いちょう)の実は銀杏(ぎんなん)と言って秋の味覚としてスーパーなどにも出回っている。煎ったり揚げたり茶碗蒸しに入れたりして好きな人も多いようだ。ただしボクは以前、何も考えずにパクパク食べていたら背中にアレルギー反応が出て驚いたことがある。

これは絶対に銀杏(ぎんなん)のせいだろうと調べてみたら、なんと銀杏には毒性があるのだった。以下、某所よりコピー。

銀杏の有毒成分は4-メトキシピリドキシン(4-MPN)という物質です。4-MPNはビタミンB6と構造がよく似ているため、ビタミンB6が結合して働く場所へ誤って結合してしまいます。そのため、ビタミンB6が本来の仕事をすることができず、中毒症状が起こるのです。4-MPNは乾燥ぎんなん1gに約100mcg含まれています。主な中毒症状は嘔吐と痙攣で、ぎんなんを食べてから1〜12時間後に発症し、90時間以内(半数は24時間以内)に回復します。しかし、大量に食べ過ぎてしまった場合の死亡例も報告されていますから、あなどれません

どうやらこれは人にもよるのだろうけど、無邪気にパクパクと食べるものでは無さそうだ。ボクの場合は茶碗蒸しに入った1個か2個くらいを味わうのが良さそう。

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