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朝日新聞の天声人語によると、平安時代から現代にかけて、つまりこの千年の間で京都の紅葉時期はどんどん遅くなっていることが歌人の日記や書物などから推定出来たそうだ。
太陽活動の波によっても違うらしいのだが、特に江戸時代後期からは紅葉時期の遅くなるピッチが上がっているらしい。ん?じゃあそれは産業革命の影響で地球温暖化が進んだわけではないのかな?と思ったが、よく考えれば江戸時代後期ということはすでにイギリスで産業革命が始まっていたのだった。
日本で産業革命的な変革というとつい明治時代を考えてしまうが、それは遅れていた日本が西欧に追いつけ追い越せとはっぱをかけたという意味であって、地球規模でみれば西暦1800年以前に地球温暖化の兆しは始まっていたのだな。
現在の紅葉の盛りは山地を除くと11月後半に集中しているが、このまま行くとやがて紅葉は年明けになるかもしれないとのこと。四季の季節感も変わったものになりそうだ。まあかなり先のことでしょうがね。