*** テキトー絵日記 ***

2020/11/15(日)

各国語の定冠詞

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ここ数日というもの、天気はいいし気温も上がって日中などは特に暖かい。南西角の自室などは日陰でも気温が25度近くあるので暑いくらいだ。毎日が青空だし、気分で言うと今が10月って感じ。ただ実際には来月はもうクリスマスだ。恒例のNORADのサンタトラッキングも始まっているようだし、これから一気に寒くなるんだろうな。しかしこう暖かくては灯油を買う気にもなれない。

長期予報でも先月から今月は気温が高めの予想。ただし来月は平年並みに冷え込むとのことだし、特に今年は10年ぶりにラニーニャ現象が強く現れていて、つまりそれは10年前の東京の大雪とかの再現につながる可能性が高いらしい。

ペルー沖の赤道付近の海水温が平年より高いのがエルニーニョ(男の子)、反対に平年より低いのがラニーニャ(女の子)と呼ばれる現象だ。ちゃんと定冠詞が男性名詞と女性名詞で使い分けられているのがなかなかだ。これをイタリア語で言うと、ええとil ragazzoとla ragazzaになる。これは発音がムズいぞ。

イル(l)(r)ラガッツォ、ラ(l)(r)ラガッツァという風にLの発音とRの発音が連続する。特に女の子を意味するLa ragazzaはララと連続するからタイヘンだ。と思ったが、ん?やってみるとそうでもないか。

ついでにフランス語も試してみると男の子はle garçon(ルギャルソン)、女の子はla fille(ラフィーユ) 。ここらが混同しやすい。フランス語の男性単数の冠詞はle(ル)だけどイタリア語でのle(レ)は女性複数の冠詞なのだ。つまり女の子たちをイタリア語で言うと le ragazze(レラガッツェ)となる。一方その場合のフランス語はles fiilesとなる。表にしておこう。

  男の子  女の子  男の子たち  女の子たち
スペイン語   el niño  la niña  los niños  las niñas
イタリア語  il ragazzo  la ragazza  i ragazzi  le ragazze
フランス語  le garçon  la fille  les garçons  les filles

フランス語だけは複数形の定冠詞が男女ともに同じでヤレヤレなのだけど、本体の語尾にsが付くために単語の発音が変わってくる。 女の子(ラフィーユ)が女の子たち(レフィーエ)。むむむ、定冠詞だけでも十分ヤヤコシイぞ。

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