*** テキトー絵日記 ***

2020/11/26(木)

図書館で三島由紀夫特集を読む

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木曜恒例の図書館での自習は、やっぱりイタリア語中級よりフランス語初級の復習にしようと思い、以前使っていたフランス語の文法書を持って家を出た。

図書館に入って雑誌コーナーの前を通ったら今月の芸術新潮の特集が目に入った。題して「21世紀のための 三島由紀夫入門」とあるではないか。そういえば今年は彼の没後50年、つまり彼が自刃したのは50年前の昨日だった。なので俄然、興味が湧いてこの雑誌を手に取り読み始めた。

結局、今日の図書館での2時間弱はフランス語の文法書を開くこと無く、この雑誌を読むことで終わってしまった。ボクも彼の作品には惹かれるほうで有名な出世三部作とも言える「金閣寺」「仮面の告白」「禁色」を始め10数冊は読んだのだけど最後の大作「豊饒の海」にはまだ手を付けていない。

それにしても彼が生前、自分たちの行動を理解する人が現れるのは10年後くらいじゃないか、と言っていたらしいが、50年後になってやっとその憂国の思いが一般にも伝わり始めたような気がする。国体の護持といったような。

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