*** テキトー絵日記 ***

2021/01/11(月・成人の日)

成人の日

対角線魚眼レンズで見る日常風景 with KP

こんな寒いときに限ってダイニングのファンヒーターが壊れた。エアコンはあっても朝イチなどはすぐに温まらないから暖房能力としてはファンヒーターに敵わない。てなわけでさっそく買いに出たのだけど、家を出てから郊外の家電店までの10分ほどの道のりの途中で国旗を掲揚しているのは我が家を含めて3軒だけだった。自国の国旗を誇らしげに掲げようと思わない風潮が嘆かわしい。これも戦後教育の弊害と言うべきか。

今日は成人の日、伊勢市では1200余人が該当するそうで、式そのものは昨日行われたようだ。ところで「成人の日」というのを英語で表現しようとすると、なかなか適当な語句が思いつかない。強いて言えばComing-of-age Dayとなるらしい。まあ確かに成人が何歳かというのは国によって違うしね。ちょっと調べてみたら、

14歳:プエルトリコ、ハイチ
16歳:スコットランド、ネパール
17歳:北朝鮮
18歳:中国、インド、オーストラリア、ドイツ、オランダ、フランス、スイス、ノルウェー、メキシコなど
19歳:韓国、アルジェリア
20歳:タイ、台湾、モロッコ、ニュージーランド
21歳:アラブ首長国連邦、インドネシア、エジプト、シンガポール、南アフリカ

うむむ、こんなに違うのか。まあ主流は18歳ということかな。

一方でラテン諸国ではキンセアニョーラとかキンセアニョスという文字通り15歳になった女性が子供から大人になったことを祝うセレモニーがある。ずいぶん早い気もするが、この年令になれば結婚したり子供を生むことが可能になったという意味でもあるのだろう。

そういえば日本でも童謡「赤とんぼ」で”15で姉やは嫁に行き”とあるからそれほど驚くことではないのかもしれない。 これは三木露風作詞・山田耕筰作曲の作品で大正10年というから西暦では1921年。日本もまだまだ貧しく発展途上だったと言えそう。


キューバで見かけた15anosのお祝いの前撮りに向かう家族

************ 覚えたい語句の自分用MEMO **************

  お嬢さん
イタリア語  Signorina(スィニョリーナ)
 スペイン語 Señorita(セニョリータ)
 ポルトガル語 Senhorita(セニョリータ)
 フランス語 Mademoiselle(マドモワゼル)

でも海外の諸国では子供扱いは嫌がられるようだ。

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