筒井康隆の新作「ジャックポット」

with KP

スマホ乗り換えに付きついでに導入した自宅Wifi。まあ部屋でスマホのあれこれいじって遊ぶにはいいんだけど基本的にPC派なので、スマホではプッシュ型で入ってくるニュースくらいが主な内容かな。そういえばさっき、市内で強盗未遂事件発生、犯人は小型ナイフを持って逃走中。不審者を見かけたら１１０番を、という警察からの知らせが流れた。ここまでローカル＆即時なのはスマホゆえか。

でその宅内Wifiだけど思わぬ効果もあった。それがキンドルだ。今日、偶然に筒井康隆氏の新作が出たことを知って、すかさずDL購入したのはいいが、今までなら一旦PCにDLしてから有線経由でキンドルに入れていたのだけど、それがなんとWifi経由でいきなり本体に入る。まあ今風の使い方ならこれがデフォルトなんだろうけど、今までUSB経由の有線接続でシコシコやっていたボクから見ればチョー便利！

早速、読み始めていきなりブッ飛んだ！最初の短編が「漸然山脈」。これに関しての書評がある。「ほとんど意味をなさない文章の羅列」、そうなのだ、ボクは最後まで一字一句を口に出して読んでみたが、これはまさしく60年代のフリージャズそのものじゃないか。なまじ文学系の識者ほど「意味がわからん」となるのはその意味を探ろうとするからで、これはぜひとも口に出して音でその言葉の羅列を味わってもらいたい。なにしろこの短編には主題曲まであって、ちゃんとその譜面まで付いている。もちろん作詞作曲とも筒井康隆なのだ。

これがそのテーマ曲「ラ・シュビドゥンドゥン」
小説に比べれば全然マトモ。

************ 覚えたい語句の自分用MEMO **************

	これは新しいです
イタリア語	Questo è nuovo. （クェストエ ヌオーヴォ）
スペイン語	Esto es nuevo. （エストエス ヌエボ）
ポルトガル語	Isso é novo. （イッソエ ノーヴォ）
フランス語	C'est nouveau. （セ ヌーヴォー）

こっちは似てるかな。