写真論は嫌いじゃない

with G1X Mk2

またも天気は下り坂。今はこの程度のドンヨリした空だが、明日は本降りになるらしい。外を見ても冴えない景色が広がっているので、ならばと最初からモノクロで撮影し、ついでに水平も傾けてみる。さらに撮った写真にピンホール撮影の効果を掛けてコントラストを増した上で、少しばかり画面を明るくしてみた。

結局のところ「かようにツマラン景色なのでした」を表現したかったということだろうか。ツマランを強調したというか。70年代に読んだ写真論で、たしか右に傾けるとどうとか、左に傾けるとどうとかいうのがあった。どっちかか不安感でその反対は、、なんだったかな、ともかく心理的な要素だったと思う。右に傾くのと左に傾くのでは意味が違うというのが面白く、今もそのことだけ覚えている。

写真論みたいなのは結構好きだったが、昨日のニュースで最後まで頑張っていた「日本カメラ」が会社精算のため今月で廃刊になった。これでかつての3大カメラ/写真雑誌は全て廃刊になった。写真を撮る人は増えたが、そのほとんどがスマホでお気軽に数撃ちゃ当たる式に撮ったものばかりだものなあ。一瞬のシャッターに掛ける、、なんてのは流行らないのだな。

************ 覚えたい語句の自分用MEMO **************

	写真を撮ってもいいですか？
イタリア語	Posso scattare delle foto? （ポッソ スカッターレ デッレ フォト？）
スペイン語	¿Puedo tomar fotos? （プエド トマール フォトス？）
ポルトガル語	Posso tirar fotos? （ポッソ チラール フォトス？）
フランス語	Puis-je prendre des photos? （ピュイジュ プロンドル デ フォト？）

旅先での必須フレーズだな