ルーブルで思い出す

by G1X Mk2

天気予報によれば今日は晴れるはずだったのが朝からずうっと曇り空。午後も遅くなってからようやく青空が見えるようになってきた。

今度のウクライナへの侵攻のことで、プーチンは西側諸国の経済的な圧力を予測し前回のクリミア半島奪取の後からルーブルを国内に蓄積させてきたと言われている。それで思い出したのがクリミア騒動翌年の2015年のロシア旅行だ。

まずもって旅行前、中部空港にある大手の両替所にルーブルが無かった。それでは困るのでもう1箇所の別の両替所に行ってみてくださいと言われ、こっちでなんとかなったのだけど潤沢なルーブルはそこにも無いとのことだった。

次に旅行最終日頃に手持ちのルーブルが無くなって両替しようにもホテルも土産物店も両替に応じてくれなかったことだ。なんでも政府からのお達しが厳しくて、ということだった。

ランチに入ったレストランでビールが250ルーブル。ただ手持ちのルーブルは無いけどユーロならあるがOKか？と聞いたらダメだという。でも代わりにアメリカドルならいいよということだった。あの時のルーブルのレートで１杯700円のビールがドルなら5ドルで済んでラッキーだったのだけど、やっぱり市民経済ではアメリカドルが優勢だなと感じたものだった。

******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

	国の通貨
イタリア語	Valuta del paese （ヴァルータ デル パエーゼ）
スペイン語	Moneda del país （モネーダ デル パイース）
ポルトガル語	Moeda do país （モエーダ ドゥ パイース）
フランス語	Devise du pays （ドゥヴィーズ ジュ ペイ）