*** テキトー絵日記 ***

2023/08/05(土)

タイヤのゴム臭から広がった海水浴場の記憶

夏景色2 by G1X Mk2

午前中、歩いて近くのドラッグストアまで買い物に出た。帰りにクルマ屋さんの横を通ったら陳列してあるタイヤから夏の熱気と共にゴムの匂いが漂った。その瞬間、ボクの頭の中に子供時代の海水浴場の記憶が広がった。すごく懐かしい。

そうなのだ、昔の海水浴場は海の家で浮き輪を貸してくれるのだけど、その浮き輪が今みたいなカラフルなビニール製ではなく、真っ黒な自動車のタイヤチューブだったのだ。

ただのゴム臭ならばこんなに記憶が蘇ることも無かったと思うのだけど、なにしろこの気温、2段に積まれたタイヤは顔のすぐ側にあり、そこから漂ったのは夏の熱気とゴムが混ざった匂いなのだった。嗚呼、昭和30年代の二見ヶ浦海水浴場。

ところでいつ頃から自動車のタイヤからチューブが消えたのかと調べてみたら、トラックなどは別にして、乗用車では1970年頃からチューブレス化が進んだようだった。そういえば学生時代に甲州街道沿いのガソリンスタンドでバイトをしたのだけど、そこで覚えたパンク修理はその後の自転車のそれと同じだった。あの頃のスタンドには半円形の水を張った容器というか装置というかがあったものなあ。あれでブクブクを探すのです。

******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

  ゴムの匂い
イタリア語  odore di gomma
(オドーレ ディ ゴンマ)
 スペイン語 olor a goma
(オローラ ゴマ)
 ポルトガル語 cheiro de borracha
(シェイロ ヂ ボハーシャ)
 フランス語 odeur de caoutchouc
(オドー ドゥ キャウチショ )
smell of rubber

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