ベトナム旅行3日目

ホイアンのランタンフェスティバル by KP

今朝のホテル朝食はハノイ中心部ゆえか、品数が多くない上に英文表記が無い。逆に言うとそれだけ当たり前のものしか無いともいえる。ただ、焼いたサンマは珍しい。和風レストランだったからかな。あくまで＜和風＞ですが。

7:30にバスで空港へ。土砂降りのハノイ市内は大渋滞。そこにバイクが割って入ってくる。車線も歩道もお構いなし。反対車線も平気。みんなカッパを着ている上にカッコ悪いといってバックミラーを付けていなかったりする。ちょっとでも隙間があればたちまちバイクで埋まってしまう。バスから見ていてもヒヤヒヤものだった。

国内線で1時間半、ベトナム中部のダナンに向かう。空港に降りるとハノイとは違うノンビリした空気が流れていて、この感じはカイロからルクソールへ向かった時と良く似ていた。ホッとするのだ。ここでベトナムに来て初めて青空と太陽にお目見えした。ただここも数日前に雨期に入ったそうで今日が乾期の空の最後だろうということだった。

現地ガイドさんと合流し、まずは遅い昼食を町のレストランで頂く。するとビールが驚きの安さで25000ドン（150円)、レストランでこの価格はあり得ない。てな調子で物価はダナンが安いのだそうだ。

ダナンはかつてのフランス領でベトナム戦争当時は南ベトナムだったところ。そんなこともあって北ベトナムだったハノイとは違いが大きいのだそうだ。食後はバスで世界遺産の町ホイアンに向かう。

さて、ホイアン。世界中からの観光客が殺到していて、ここは清水寺の参道か、はたまた伊勢のおはらい町かといった風情で、多くの店が立ち並ぶ通りを散策する。確かに建物は朱印船貿易で栄えた日本人町や中国人町の遺産だろうが、肝心の日本橋は修復中で見られず、となると一体なにが、どこが世界遺産なのかよくわからない。

夕食はこの中のレストランで頂いたが、結局どこでなにを食べても基本的な味付けは似たようなものだ。ただ野菜は多めでヘルシーだとは思う。今日のサラダにはドクダミまで入っていた。試しにドクダミだけを取り出して食べてみたが、とても食べられるものじゃなかった。ほかの葉っぱと一緒なら食べてしまえるのが不思議。

今夜はランタンフェスティバルの日でもあって、多くの人が川面にランタンを流していた。ボクたちもランタンを流したが思ったよりも印象に残った。その後はナイトマーケットなど散策しながら歩いてホテルに戻った。

まだ早い時間だったこともあってホテルプールで泳ぐことにして昼間の高温多湿でベトベトになった体をリフレッシュ。リゾート系のホテルにしては珍しく25mくらいある長方形のプールだった。プールの片側は浅く反対側は水深1.8mくらいあった。泳いだ後はジムがあったので超久しぶりにレッグプレスとベンチプレス。

ところがその後しばらくして激しい雷雨、ホテルも停電した。部屋が真っ暗なのでスマホのライトで用をこなす。幸いにも停電は10分程度で回復したが、それまで点けていたテレビのNHK worldはno signalとなって復旧せず。さて明日の遺跡見学時の天気や如何に。

******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

	停電
イタリア語	interruzione di corrente （インテルツィオーネ ディコレンテ）
スペイン語	corte de energía （コルテ デ エネルヒア）
ポルトガル語	falta de energia （ファウタ ヂ エネルジーア）
フランス語	panne de courant （パン ドゥ クホン）