*** テキトー絵日記 ***

2023/09/29(金)

ベトナム旅行4日目

by KP

さてこれまでの記事は現地でほぼリアルタイムにかいていたものだが、今日と明日の記事は思い出しながら実際の日付は後日に書いている。

本来はオプショナルツアーでもあるミーソン遺跡観光が9月までの出発に限り通常のツアーに組み込まれている。ここは2世紀から14世紀にかけて、なんと千年以上も栄えた古代のチャンバ王国のヒンドゥー遺跡だ。ちょうど1週間前には秋篠宮ご夫妻も訪れたところ。


なんだかテーマパークのような遺跡の入り口

ただ、この日は薄曇りながらも体感温度は軽く30度を超えていて、おまけに周りはジャングル故に湿度も高く、自分でも驚くほどの汗をかいた。ミーソン遺跡自体は古代のヒンドゥー遺跡なのでお隣のカンボジアで見たアンコールワットやジャワ島で見たプランバナン寺院と大いに共通している。

遺跡の中心部に設けられたオープン劇場ではこれらヒンドゥー教に共通するアプサラダンスが演じられていて。これを大勢の欧米系外国人が鑑賞していた。ちなみによくあるヒンドゥー遺跡壁面のレリーフに残るトップレスのダンスは、宮廷専門の高貴な方のみが鑑賞できたのだそうだ。一般人にはブラ付きダンスで特権階級にはブラ無しというのが面白い。

実は遺跡そのものは驚くほどでは無かったが細かい部分、特に4世紀のレンガの接着技術のほうが現代のそれよりも優れていて、古代のままのレンガ壁は隙間なく表面も綺麗なのに対して、現代の技術で修復したところの方がレンガとレンガの間に接着のコンクリートが残り、しかもこちらの方はすでにカビているという実態が興味深い。しかもこの古代のレンガ接着方法は未だに未解明なのだそうだ。

古代の接着技術というとスペインはセゴビアで見た巨大なローマ水道橋を思い出す。あれもモルタルなどで接着していないのに高さ28mを誇る巨大な花崗岩の建築物だ。ピラミッドの石組みといい、古代の技術は思ってるほど原初的ではないのかも。


ナイス!な注意書き

遺跡観光の後は再びダナンの街に戻り市内観光。ドラゴンブリッジは面白い。それからショッピングモール内のスーパーでお買い物。ここは店は立派なのに驚くほど安かった。まあ確かにセールになっていたバラマキ土産を中心に買ったからなあ。にしても安い。

週末は口から火を吹くファイアーショーがあるドラゴンブリッジ

夕食はこのショッピングモール4Fの中華レストランで中華。しかしどことなくベトナム色。まあハッキリ言えば中華としてはあまり美味しくない。でも現地ガイド嬢はここは美味しいと力説していたから味覚の違いなのかも。

******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

  ヒンドゥー遺跡
イタリア語  rovine indù
(ロヴィーネ インドゥ)
 スペイン語 ruinas hindúes
(ルイナス インドゥエス)
 ポルトガル語 ruínas hindus
(フイーナズ インドウス)
 フランス語 ruines hindoues
(ルイーヌ ザンドゥ)
hindu ruins

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