映画「沈黙の艦隊」

明和109シネマズ by G1X Mk2

今日は前からのファンだった「沈黙の艦隊」の実写映画を観に明和のシネコンまで。この漫画はすでに何度も読み返しているのでどの辺りが山場とかは百も承知。それでも海自協力の下での撮影は昨今の優秀なCGもあって楽しめる内容となっていた。

ただ、見終わってみると、あれっ？ここで終わり？となるのだった。つまりこれじゃあまだ全体の3割くらいじゃなかろうか。つまりもうすでに続編があるのが前提となっているように感じた。

作者の＜かわぐちかいじ氏＞がこのマンガを書き始めたのが1990年というからすでに30年以上も前だ。そこで問われているのは独立国としての軍備を持つことの是非でもある。さらに言えば核魚雷や原潜を持つことの意味でもある。

30年も前のテーゼが今もホットイシューとなっていることの愚かさを我々はもっと真剣に気づく必要がある。映画の中ではアメリカの威力が世界の宗主であることを強調していたが、今や現実の世界では各地に紛争や准戦争の火の手が上がっていて、米国はとてもじゃないが全てに満足に対応できているとは思えない。この先の台湾海峡を考えればなおさらだ。

独立国が他国の侵略を招かないように軍備を整えるのは常識だと思う。誰かの言葉で「プロレスラーに殴り掛かるバカは居ない」。

******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

	軍備増強
イタリア語	accumulo militare （アクームロ ミリターレ）
スペイン語	acumulación militar （アクムラスィオン ミリタール）
ポルトガル語	acúmulo militar （アクムーロ ミリタール）
フランス語	renforcement militaire （ロンフォストモン ミリテール）