*** テキトー絵日記 ***

2023/12/04(月)

卓上花で思ったこと

菊とカーネーション by G1X Mk2

こういうタイトルを付けるとルース・ベネディクトの名著「菊と刀」を思い出す。あれは、いわばフィールドワークの正反対の手法でもって本質に迫っているということだろう。何しろ本人は日本に来たこともないのに日本人の特質を見事に描き出しているのだから。

一時、この手の文化人類学とか比較文化論のようなものにハマったことがある。といっても自分でなにか研究したりとかではなく、そういう立場から書かれた読み物などを面白く読んだということだ。

その延長で放送大学では西洋音楽史とともに民族音楽学を履修した。地域が違えば言語も違う、するとリズムや音階も違ってきて独自の民族音楽を持つことになる。現在主流の西洋音楽も元はと言えば古代ギリシャを中心とする一地域の民族音楽と言えなくもない。

それがやがて世界を席巻するようになるという辺りに現在の白人優勢の世界史と大いに関連があるはずなのだけど、一方でギリシャ音楽の持つ数学的要素が自律的に発展を促したという見方も出来る。なにしろ当時、音楽は数学の一部で、数学は天文学の一部で、その天文学は農業の一部として栄えたのですから。

******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

  卓上花
イタリア語  fiori da tavola
(フィオーリ ダ ターヴォラ)
 スペイン語 flores de mesa
(フローレス デ メサ)
 ポルトガル語 flores de mesa
(フローリズ ヂ メーザ)
 フランス語 fleurs de table
(フロー ドゥ ターブル)
table flowers

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