*** テキトー絵日記 ***

2024/06/11(火)

ルーマニア・ブルガリア旅行5日目

ヤントラ川沿いに広がる古都、ヴェリコ・タルノヴォ by KP

このポメラに付いているオートカレンダーは便利だがワールドタイム対応になってないので日付をいちいち戻す必要がある。てな訳で今日は現地時間の11日火曜日。

ホテルのあるヴェリコ・タルノボは12~14世紀にかけてブルガリア帝国の首都として栄えた町。その後ビザンツ帝国やオスマン朝との攻防に破れいったんは滅亡。それが1879年にトルコから独立を勝ち取った町でもある。

そういった歴史を残す旧市街と新市街、それに長らく天然の要塞となった3つの丘などを歩いて見学する。旧市街は基本的に職人の通りでもあって、金銀細工、陶器、織物、木彫りや革製品などの小さな店が軒を連ねている。残念だったのはこういった店はほとんどが10時からなので9時台の散策では3割くらいしか開いてなかった。予定が詰まっている団体ツアーならではのアルアルだ。

この後、100km近く走って、バラで有名なカザンラクへ。現在、世界中のバラは2万種を越すと言われているが、その中でも観賞用じゃない品種、つまりバラのエッセンスなどを抽出する工業用のバラは4種類しかないそうだ。ここのバラ博物館では女性のツアー参加者が旺盛な買い物力を発揮していた。バラの石鹸、リップやハンドクリーム、ジャム、エッセンスにアロマなど。ボクも買ったけど。

それからこのカザンラクにある世界遺産の「トラキア人の墳墓」を見学した。ここは前大戦中に防空壕を掘っていて偶然発掘されたというもので、なんと紀元前4世紀頃にこの辺りをエリアとしていたトラキア人の墓で、埋もれていたおかげで精細なフレスコ画が残っている。エジプトのクフ王のピラミッド建設よりも前のものとはねえ。

本物には入れず、見学できるのはこちらのレプリカ

見学の後は国内第二の都市、プロブディフへ。第二とは言っても人口は34万人。ここへは到着しただけで、夜はホテルから歩いてレストランで名物料理など。ホテルに戻る前に近くのミニスーパーで部屋飲み用の赤ワインを仕入れておいた。ルーマニアで1本、ブルガリアで(たぶん)1本。後日談:足りなかった分は持参したポケットバーボンで代用した。


******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

  紀元前
イタリア語  AVANTI CRISTO.
(アヴァンティ クリスト)
 スペイン語 ANTES DE CRISTO.
(アンテス デ クリスト)
 ポルトガル語 a.C.(anti de Cristo)
(アンチ ヂ クリスト)
 フランス語 AVANT JC.
(アヴォン ジセ)
B.C.(Before Chris

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