*** テキトー絵日記 ***

2024/06/12(水)

ルーマニア・ブルガリア旅行6日目

バチコヴォ修道院の本堂内部は金ピカだ by KP

午前中は泊まったプロビディフの町を歩きながら観光。というのもこの町の歴史は古く、紀元前19世紀にはトラキア人の集落が作られていたそうで、当時から商業が栄え、以後、紀元前4世紀にはマケドニアの主要都市になり、その後のローマ時代に作られた遺跡が町のあちこちにある。

最初の観光はトラカルト文化センター、ここではローマ時代のモザイクが大規模に保存されていて、見学はそれらの上に設置されたガラスの通路を利用する。この町はどこを掘っても遺跡が出てくるようだ。モザイク博物館なのでチュニジアのバルドー博物館がダブった。


4世紀の廃墟の教会跡

旧市街のメインストリートはローマ時代の戦車競技場の真上にあたり、一部分が発掘されていて観客席などが出現している。主要部分は現在、多くの商店が建ち並んでいるのだけど、どこでも掘れば古代の競技場遺跡が出てくるというのがスゴい。


街中にあるローマ遺跡

ローマ遺跡と言えば定番とも言える半円形劇場が小高い丘の上にちゃんと出現されていて、なんと今も3000人収容の野外劇場として使われているそうだ。これらを歩いて観光した後はバスでバチコヴォという所に向かう。


今も現役で使われているローマ劇場

バチコヴォは丘の上にある修道院の観光がメイン。長い石畳の道をゆっくりと登ってみれば修道院の素晴らしい教会堂が待っていた。今回の旅行ではすでにいくつかの僧院や教会を見てきたが、ここはその中でもトップクラスの印象を持った。それほど広くない教会堂の内部でやたらとシャッターを切ってしまった。今日のトップ写真他


天井ドームから差し込む光の計算が素晴らしい

今日の観光はこれでお終い。ホテルには4時半ごろに戻ったが、連日38度の炎天下の歩きで疲れたこともあり、夕食までは部屋でゆっくりした。


******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

  修道院
イタリア語  monastero
(モナステーロ)
 スペイン語 monasterio
(モナステリオ)
 ポルトガル語 mosteiro
(モステイロ)
 フランス語 monastère
(モナステー)
Monastery

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