*** テキトー絵日記 ***

2024/06/13(木)

ルーマニア・ブルガリア旅行7日目

高さ60mを誇るアレキサンドル・ネフスキー寺院@ソフィア by KP

今朝はホテルを出て90kmほど離れたコブリフシティッツァを目指す。この言いにくい土地は「ヨーロッパの美しい村30選」の1つで、歴史的には14世紀にオスマントルコの侵入から逃れようと、この山奥に隠れ住んだことから始まる。

その後、18~19世紀にかけて商業が発展し、経済的に潤った商人たちがこの地に豪華な邸宅を建てて、それが今も残っていてバロックや民族復興様式などの洗練された屋敷群となっている。

午後はブルガリアの首都、ソフィアへ移動。ここは人口140万の大都会で、第一印象はロシアと似ている、だった。欧州の首都としては第二の高いところにあって標高550m、ちなみに第一はスペインのマドリッドだそうだ。道理で蚊がいないのだな。

ここでの圧巻はアレクサンドル・ネフスキー寺院。5000人を収容するブルガリア最大の寺院で、12のドームからなる高さ60mのビザンツ様式だ。1882年に着工して40年の歳月をかけて完成した。内部の装飾も素晴らしく、巨大なシャンデリアも圧巻だった。


ドーム内部の様子

次に向かったのが聖ソフィア教会。こちらは初期のキリスト教会堂で、首都ソフィアの名付け元でもある。6世紀と一気に遡った建築様式が興味深い。特にここの石組み天井はポルトガルで見たどの教会にも無かったもので出来れば写真に残したかったが撮影禁止。

それから聖ゲオルギ教会、聖ペトカ地下教会、聖ニコライロシア教会などを見て、最後に大統領官邸。ちょうど5時になったので衛兵の交代儀式を見ることが出来た。ただ残念なのは、このとき一眼カメラのメモリ容量がいっぱいになり、それ以上撮れなくなってしまったことだ。デジイチを持ち出して欧州に来たのは久しぶりだったから、その辺りの計算が甘かったということか。

予備のSDカードはスーツケースの中だし、コンデジはバスに置いてきているしで、応急策として撮影済みから30枚ほどを急いで消去して残りの撮影に備えた。幸いに本日の観光はこれでほとんど終わっているので後は街の写真や今日の夕食撮影くらいで済んだ。

ホテルに帰ってから見てみたらデジイチに使っていたのは8GBのカードだった。今度から16GBを用意しよう、いや32GBかな、でも動画を撮らないのならそんなに要らないか。


半地下教会


ベンチ


抑圧から逃れた自由の象徴


無料ビールの配布イベント、美味しく頂いた


サンクト・ペテルブルクみたいな噴水


ストリートパフォーマーのオヂサン


5時の衛兵交代式を見た大統領官邸

******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

  首都観光
イタリア語  turismo della capitale
(トゥリズモ デッラ カピターレ)
 スペイン語 turismo en la capital
(トゥリスモ エンラカ カピタル)
 ポルトガル語 turismo na capital
(トゥリズモ ナ カピタウ)
 フランス語 tourisme dans la capitale
(トゥリスム ドン ラ キャピタル)
Capital Tourism

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