*** テキトー絵日記 ***

2024/06/14(金)

ルーマニア・ブルガリア旅行8日目

世界遺産 リラの僧院 by KP

ブルガリア観光の最終日は100km離れたリラへ。ここはブルガリア正教の総本山で世界遺産のリラの僧院がある。ただホテルを出るときは暴風雨といっていいほどの雨風で、こんな天候下で観光なんて出来るのかと危惧したが、走り始めると雨は小降りになり風も収まった。その後、空は全面が曇りとなり、驚くことに西の方から雲が割れて青空が見え始め、リラに着いたときは完全な青空となった。アンビリーバブゥ!

ブルガリア正教の総本山というだけあって門をくぐれば素晴らしい建築景観が広がった。ここは宿坊も兼ねていて中央の教会を囲むように3解建ての宿泊施設が整っている。


4階建ての宿坊が周りを囲っている

教会内は撮影禁止だが外の回廊や壁面、天井に多くのフレスコ画が残されていて圧巻だ。現在の建物は19世紀に復旧されたものだが、鐘の塔がある建物は14世紀のままだ。驚くねえ。


お寺にある地獄絵と同じ

この僧院では調子に乗っていっぱい写真を撮ってしまったが、遠目に印象的な白黒の縞模様はイスラム建築のように色の違う大理石を組み合わせたというものではなく、単にツートンの着色なのだった。ちょっと残念ポイント。

ランチはマス料理を頂いて(美味しかった)午後はソフィア近郊のボヤナ教会へ。ここも世界遺産で小さい教会ながら3度の増築をしていて、それぞれが11世紀、14世紀、19世紀のままを残している。ここが有名なのは、それまでのフレスコ画と違って写実的な描写をしていることだ。教会自体は非常に小さく、入るには事前の予約が必要な上、一度に10人以下、入場は最大10分というルールがある。教会内部は撮影禁止なので代わりにお昼に食べたマスの写真を。


近くの川で今朝獲れたマスのグリル、美味しかった

これで今回の旅行のルーマニア・ブルガリア観光は全て終わった。あとはカタールのドーハでトランジットを利用したショートツアーだけとなった。

******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

  世界遺産
イタリア語  Patrimonio mondiale
(パトリモニオ モンディアーレ)
 スペイン語 herencia mundial
(エレンスィア ムンディアル)
 ポルトガル語 património Mundial
(パトリモニオ ムンヂアウ)
 フランス語 héritage du monde
(エリタージ ジュモン)
world heritage

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