*** テキトー絵日記 ***

2024/10/21(月)

鳥取砂丘と植田正治写真美術館

この砂丘の向こうは日本海 by ZV-1

今日と明日は鳥取県と島根県への小旅行。高速道で途中、宝塚北SAで休憩を挟みながら370kmほどのドライブ。

無事に昼前に着いて初めての鳥取砂丘に踏み出す。砂質はモロッコのメルズーガ砂丘に比較できるほど粒が小さくサラサラだ。色はどちらかと言えばエジプトのサハラに近いかもしれない。

この写真を撮ろうとしていたら思わずメキシコのテオティワカン遺跡の太陽のピラミッドを思い出した。


なんかイメージが似ている

この後は砂の博物館に寄った。こちらは砂で出来たアブシンベル宮殿を期待したのだけど、なんと、エジプト展は去年で終わって、今年はフランス展になっていたのだった。なのでモチーフはフランス革命やノートルダム寺院などなど。ただしフランスは行ったことが無く本物を知らないので砂の彫像群を見ても、へえ~、とか、フーンとかになってしまう。ただこれらがなんの接着剤も使わず木製の骨組みに砂だけで造形してあるというのは驚く。


全部が砂で出来ている

後半はここから日本海沿いに100kmほど走り、大山を借景にしたモダンな建築でも有名になった植田正治写真美術館へ。ここは前から行きたかった場所で作品や建物などはテレビでも何度か紹介されている。植田正治(1913-2000)は山陰に根付いた世界的な写真家で、なにしろフランス語でUeda-cho(植田調)として認知されたほどの人物だ。有名先品はいろいろあるが、なかでもボクが好きなのはこれ。


1949年作

これは絶対に砂丘から受けるイマジネーションが濃厚だと思う。一生の間、鳥取を出ることなく作品を生み出していった写真家だ。館内は撮影不可だけどこの借景ポイントは撮影可。


ガラス越しに大山

この後はさらに西へ40kmほど走り島根県入りして玉造温泉で一泊した。


******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

  砂丘
イタリア語  Dune
(ドゥーネ)
 スペイン語 Dunas
(ドゥナス)
 ポルトガル語 Dunas
(ドゥナス)
 フランス語 Dunes
(ドュヌ)
Dunes

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