*** テキトー絵日記 ***

2025/02/25(火)

インド旅行その6

インドのアイコン、タージ・マハル by ZV-1

朝8時半にホテルを出て200km離れたアグラに向かう。今日の最高気温は27度の予想で、イメージするインドとちょっと違う。ただ街中の混雑は相変わらずで、ホコリっぽい空気も同じだった。


すでに立派なタージマハルへの門

通勤時間の大通りは本来の車線数を無視して皆が割り込むので、片側7車線くらいになった上にそれぞれがクラクションを鳴らしまくるからとても煩い。ムンバイと違うのはバイクは皆ちゃんとヘルメットを被っていることだ。県条例みたいなものでもあるのかな。

200kmを4時間かけてアグラという町に到着。ここはインドの至宝タージ・マハルの観光だ。しかし、まずもってそこへの参道というか、取り付け道路というかの人混み混雑具合が半端ではない。あんまり喧しいのでビデオで撮ってみた。


タージ・マハルはタジマ・ハールではないのだけど、まあそれはドン・キホーテをドンキ・ホーテと呼ぶお国柄というものか。てなことはどうでもよくて、タージマハルはさすがに美しい。が、撮影禁止の内部にはダミーの棺があるだけで本物は見学できない地下に奉られているのだそう。


近くから見上げるタージ・マハル

昨日オーランガバードで見たミニ・タジマハルは人の目の高さまでとドーム屋根だけが大理石で残りは漆喰で出来ているのだけど、本家のほうは細部に至るまで大理石に各種の宝石や貝を象眼した贅沢な造りだ。ただ、それが元で財政破綻してしまうのだからあまり賢い王様とは言えない。しかもそのことから次の王様に即位した息子に捕まって幽閉されてしまう。


赤砂岩で出来たアグラ城

その幽閉場所が次に訪れたアグラ城(上の写真)。歴代の王様の居城で、今は半分がオープンで観光用に使われ、残り半分には軍隊が居留している。


アグラ城内にあるジャハンギール宮殿

要塞の中には王族たちの住居や謁見の間、室内噴水まで備えた后の部屋など、大理石に各種の貴石を象眼した豪華な造りになっている。妻の墓に22年もの歳月をかけて建設したり、居城に莫大なコストを掛けたり、王様といえ、そんなことをしてるから財政破綻したともいえる>ムガール帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーン。


シャー・ジャハーンの居室

さて今夜のホテルはマハラジャの旧邸を使った宮殿ホテル。ここのプールは本格的に泳ぐにも向いているのでチャンスが無いかと期待していたのだけど、時間的に無理だった。残念。


宮殿ホテルのプール


******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

  霊廟
イタリア語  mausoleo
(マウゾレオ)
 スペイン語 mausoleo
(マウソレオ)
 ポルトガル語 mausoléu
(マウゾレオ)
 フランス語 mausolée
(モゾレエ)

Mausoleum

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