*** テキトー絵日記 ***

2025/07/04(金)

イギリス旅行6日目

古代アッシリアの宮殿守護獣 by ZV-1

今日と明日はロンドン市内観光。というわけで何はともあれ大英博物館。ところが予約済みの団体入場口なのに大行列。理由は予約してない団体が入り込むからだそうだ。英国は良く言えば融通が利く、と言うより利き過ぎる。割り込みは中国人団体だけじゃなくヨーロッパ系団体も目立つ。中国人の手口は2人ぐらいが並んでいて番が来るとそこに一気に30人ぐらいが加わるというもの。おかげで大人しく並んでいても一向に進みません。


博物館の収蔵物で一番重い16t

さてようやく入った館内は物凄い人。ただでさえこの日のロンドンは気温が高く、先週の熱波とまではいかなくとも気温は30度近い。エアコンは無いので人の熱気で蒸し風呂状態。ガイド氏に付いて主な展示物を見て回ったが、大人気のエジプトのミイラ関係は実際にエジプトで見たものに見劣りする。他にも世界の重要遺物が集められているが、中でも一番重量のあるアッシリアの守護獣神像は素晴らしい。しかしパルテノン神殿の装飾彫刻をことごとく剥がして持ち帰ったのはどうなの?と言いたい。ギリシャが返還を要求しているのも当然か。


じっくり鑑賞するのは無理レベルな混み方

次はテームズ川にかかるハネ橋のタワーブリッジ。外からの遠景は絵になるところだけど、実際に橋の中を通っても感激は無い。ただし橋の中央部がガラスになっているところは分かっていても怖い。


そのままロンドン塔。塔とは言うが実際は中世の城塞で、監獄でもあり処刑場でもあった。英国の王室史は多くの血塗られた権力闘争史でもあった。英国初の女王レディ・ジェーン・グレイも9日間だけ在位した後にここで斬首されている。女王といっても16歳の少女だった。これらのことは絵画から知った。英国王室は血なまぐさい。


続いてウェストミンスター寺院、国会議事堂、エリザベスタワー(ビッグベン)などを歩いて見学。ただしこれらは外観のみ。


その後はこれらのロンドンアイコンとも言える名所群を川から見るテムズ川リバークルーズ。この船がそんなに大きくは見えないのに、こんなに乗せて大丈夫?という満席状態だった。


クルーズ船から

さて明日はロンドン中心部でプライドパレードがあるという。例のLGBTQというやつだ。すでにレインボーカラーのグッズを揃えた売店などが準備している。そのため明日のロンドン中心部はバスが入れない。そこで本来は明日の予定だったバッキンガム宮殿の観光を今日のうちに済ませてしまうことに。まあ、これも外観だけだし。


バッキンガム宮殿前のモニュメント

てな訳で今日は16000歩も歩いたのだった。都会の観光は脚が疲れる。

******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

  博物館
イタリア語  museo
(ムゼオ)
 スペイン語 museo
(ムセオ)
 ポルトガル語 museu
(ムゼウ)
 フランス語 musée
(ミュゼー)

museum

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