*** テキトー日記 (99/12/01) ***
嬉しいことと残念なこと
いよいよ年末月を迎え物流も混雑し始めたのか、東海道の物流便が遅れ気味になってきた。通常は東京〜伊勢間はどこの運送便でも一日で着くのだが、最近はどうにかすると二日掛かるようになってきた。そのお陰でヒヤリとしたのが本日到着したボクの愛器。
これだ!
なぜヒヤリとしたかって言うと、ホントは昨日到着している筈なのだった。というのも今夜は定例のライブがあるので、是非ともそのライブに間に合わせて修理してもらいたかったからなのである。でその愛器SelmerMK6が先ほどようやく到着しましたぁぁぁ!
さっそく出して触ってみる。ををををををををを!!完璧だ!!流石だ!!おまけにアチコチで少しガタついていたのも完全に調整されてあってキーの動きなどは以前よりも断然滑らかになって帰ってきた。う、う、う、うれしいなあ。流石はサックス職人さんだなあ。ボクはこのリペアさんの先代の親父さんの頃からお世話になっている。もうかれこれ30年のお付き合い。なもんだから壊れた事情などを話したら「ウチも目一杯サービスさせてもらいますから」と嬉しくも頼もしい返事を貰っていたのだった。完璧に直ってるし、メンテの具合は行き届いているぞ。うーーーん、嬉しいっ!
ただし同時に注文してあった「金具使いのストラップ」は各社のを探してもらって、ようやくB&G社のがそうだというので取り寄せ注文をしてもらったのだが、なんと日本の代理店が倒産のために取り寄せに時間が掛かることになってしまって今晩には間に合わない。仕方ないからアルトで使っている「プラスティック使いのストラップ」で間に合わせることにするが、「ホントに大丈夫なんだろうなあ?」という気にはなる。だってなんの前触れも無く突然プラスティック部分が壊れたのだから。あーー、思い出すだけでもコアイぞ。
さて本日のお題のもう一個。残念なことというのはこの定例ライブが今晩で終わりになるということだ。原因はいろいろあるのだが、簡単に言ってしまうと、やはりアマチュアにはラウンジなどで演るということ、ラウンジスタイルで演奏するということの意味が判ってなかったということに尽きると思う。ボク自身はラウンジということを強く意識していたのだけど、バックのリズム隊はやはり自分達が気分良く演奏しようとしてしまう傾向が強く、アマチュアのそれは「ラウンジ」と「(ステージ)ライブ」の使い分けには至らなかったということでもある。
しかし楽しみなのは、今後はKAYさんの弾き語りがこの第一水曜日を引き継いでくれることで、彼女の歌ならばボクは喜んでお客となろうと思っている。それに第二水曜日のタキシード・クラブのほうはある訳だし。ただね、せっかく修理が完了したポクのテナーが主役となる定例の場というのは無くなったので少し残念ではある。
で今晩の定例で演る最後の演奏曲目はたっぷりとバラッド曲を並べようかと思っているのだけど、アマチュアでこんなことをやるとやはりダレちゃうかなあ?ボク自身は気分良く演れるんだけどなあ。リズム隊はツマンナイって顔するのかなあ?