海外からのアクセスがあった
ボクのこのウェブサイトには「自分のための英語お勉強ページ」と称して英語の格言と、それをどのように使うかの会話集のページがある。
その中の一つに「You
can't have your cake and eat it too」というものがあって、これは意味は「二兎を追うもの、一兎を得ず」というか、直訳すれば「ケーキを食べてしまったらもう手元には無い--ケーキを食べて、なおかつケーキを持っていることはできない」というものなんだが、これに対して海外からのメールでコメントが付いた。
その人の意見によれば、「ケーキをまず持って、それからなら食べることができる。だからこの格言は本当なら、ケーキを食べてしまってから持つことはできない、という風に言葉の順番を入れ替えるべきだと思うのだがあなたの意見を聞かせてほしい」というものだった。
そんなこと言われてもなあ、なにしろボクにとっては英語のお勉強の教材として取り上げている訳で、別にボクが作ったもんでもないしなあ。でもこういう屁理屈は面白いので以下のようにお返事しておいた。
Dear ミスター
食べるためにはまずケーキをゲットしなきゃいけない。そこでこのゲットするという意味も含めてhaveを使う。それから食べる。するとケーキはあなたの手元からは無くなってしまう。そりゃ確かに胃の中にはhaveしてる訳だが少なくとも手では持てない状態になる。この順番は正しいと思うか?
よろしい。それではケーキを持ち続けてなおかつ食べてしまうことはできないという教訓は上記の妥当と思われる言葉の順番を守って作られているのではないでしょか?
Ken
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てな内容なのだが、しかしこんな日本語だらけのボクのウェブサイトも世界中からアクセスがありえるというのは、考えてみればスンゴイものですねえ。たとえ一部にせよ、英語タイトルなど使っててよかったのかもね。
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